俄然面白くなってきた自民党総裁選挙

死に体の党の総裁選びなんてどうでもいいと思ってたけど、今日のサンデープロジェクトを見て変わった。

河野太郎いいじゃん。面白いと思ったエピソード

  • 挙党態勢、全員野球と言う言葉は、悪しき習慣を隠してしまう。
  • 老兵はベンチではなく、スタンドから見てもらう。
  • 選挙区で破れた派閥の領袖は比例区のポストを若い人に譲るべき。
  • 自民党は、世の中よりもはるかに高齢化

などなど。

今まで、河野太郎は親父の七光りぐらいにしか思ってなかったけど、親父の七光りだったら、こんなことは言えない。
ここまで覚悟を持った人が出てきたのはすばらしい。民主党にもこんな人はいないだろう。

今回の衆議院選挙の最大のガンは、自民の若手が負けて、長老達が残ってしまったことだろう。それによって、自民の再生はないと思っていたが、自民の問題点をはっきりと指摘する人が出てきたので、まだ自浄できるかもしれない。

総裁選挙の候補者は3人。谷垣さんと河野の2人だけだと思ってたけど、西村さんと言う人も出てきた。どういう人なのかわからないのだけど、バックに森、町村、与謝野が付いている時点で意図は明確。もはや、長老の方々は自分でモノを言うこともできないのか? もし、河野太郎が憎いのなら、それを素直に出せばいい。わざわざ若手を担ぎだして、勢力を分断しようなんて、外から見ても気持ち悪すぎる。

ぜひ、河野太郎が総裁になって、自民の真っ黒に染まった、デブなジジイどもを追い出して欲しいもんだ。もういい加減、森の名前とか聞きたくない。
小泉さんは好きじゃないんだけど、人事に人の意見を全く聞かないところは好きだった。以前、田原総一郎の記事で、『内閣改造が始まると森が姿を隠す(アンコントローラブルであることを隠したいから)』と言う記事を見たけど、政治の世界は当たり前が通用しない世界。もう一度、当たり前な状態にして欲しいもんだ。

と言うことで、ぼくは、河野太郎を応援します(自民党員でもなんでも無いけどね)。