闇神戸

何となく書きたくなったので。

これは神戸を誹謗中傷しているわけではなく、私が生まれてから、18年間で感じた神戸の闇?の部分をダンプしただけです。

神戸はLoveしとります。

No.1: 福原
由緒ある福原京の名前を授かっておりながら、なぜか神戸1の風俗街に発展してしまった街(場所は福原京があった場所とは違います)。

私が通っていた高校から、歩いて行けることから、文化祭の時に、暇つぶしに4人ぐらいで柳筋を歩いてみました*1

率直な感想として、こんな世界があったのか、と言うのと、人間の醜い部分、そして必要悪というものを考えるキッカケになった土地ではあります。

しかし、この福原周辺である湊川~新開地エリアは、神戸の中でも断然闇地帯ではないでしょうか? 特に新開地の商店街は、普通に18禁のビデオや本が外で売られていたりと、街全体が18禁になっていたような気がします。

No.2: 湊川
神戸では超有名な湊川神社(楠公さん)だったり、湊川公園だったり、の湊川です。でも、不思議に思ったことはないですか? そう、川がないんです。また、鉄道の湊川駅と阪神高速湊川ICが全然違う場所にあるなど、これまた不自然。


大きな地図で見る

この辺は地図を見れば、比較的分かりやすいのですが、平野台あたりから降りてきた湊川が、湊川公園の手前で不自然に曲がっています。そして、地図を見ると、まっすぐに湊川公園付近に降りていた形跡が街跡として残っています。

そして、不自然に曲げられた川は、なぜか会下山の下を通って、我が兵庫高校の目の前を通って、海に流れこむことになるのです。

明らかな治水工事の跡なのですが、この治水対策が行われた理由も地図を見ていると、うっすらと見えてきます。そう、ハーバーランド付近の川崎重工に流れていたことがわかります。

この辺りは、時の政策を知らない上に、推測で書くのもよくないのですが、当時の神戸駅の周辺は非常に造船業が栄えていた、とオヤジから聞いたことがあります。おそらく、湊川が氾濫して、その造船業に損害が出ることを恐れた神戸市が、湊川の流れを変えたんでしょうね(新開地と言う名前も、湊川の跡地に新たに街を作ったからなんですね)。

そして、さらに闇だなぁ、と感じるのが、そうして新湊川のルートになった地区です。詳細は書けませんが、震災から15年たった今でも、まだ地震の爪痕が残る住居があったりすることから、想像がつくでしょう。

例え明治の時代だとは言え、工業優先でこのような治水対策が行われたことが、神戸の闇の部分を悠然と物語っているように思えます。

No.3: 高架下文化
JR三宮駅からJR神戸駅までの高架にサブカル的な商店街があります。ここは私もお気に入りの場所で、大学時代は神戸に帰ると必ず行っておりました。ここも新開地同様、非常にアナーキーな場所。港町神戸とは、また違うサブカル的な神戸が気楽に味わえる場所なので、行ってみるのもいいかと思います。

次は、神戸の好きな場所、ベスト3ぐらいを書きたい。

*1:店には行ってないですよw