最近思うこと

徒然ないままに書いていきます。

とある先輩の話

大学の研究室の先輩から、日本支社からUS本社に転籍したよ。と言うメールを頂きました。普通の日本人の感覚では、「あぁ、本社に行っただけか」と言うもののような気がしますが、実際は資本関係があれど、ほぼ別会社なので、大きな転職&決断だと思います。

この先輩のスゴイところは、大人しい方なのですが、自分で行動を起こせること。

元々、大学で今流行のTSVを使った3次元集積化システムのプロセス開発をやっていた方です。とある日本支社に入ってからは、異なった仕事をやっていたそうなのですが、あるとき、このままではいけないと一念発起して、自分でプロジェクトをイチから立ち上げます。これは、日本の大企業にお勤めの方からすると、非常に困難なことであることは理解していただけるのではないでしょうか?

おそらく、その時は20代後半だったはずです。その若輩者が自分で企画書を作り、会社にプレゼンし、納得させる。後で聞いた話では、やはり日本支社はその時には思ったように動かなかったようです。そのとき、彼は何をしたか。

日本支社ではできない、と判断した先輩は、US本社の研究所に行って、そこで興味ある研究者たちを巻き込んでプロジェクトにしてしまいます。確か、1年ほどUSにはいたと思います。その成果を持って、日本支社を説得させたようです。

その後、ASETドリームチッププロジェクトで私は先輩と再会することになるのです。その先輩が、つい最近、さらに研究を進めるために、US本社に転職しました。

とある自分の話

私は今年度から自社に戻って、仕事をしております。今で約3ヶ月。この3ヶ月間、結構色んな仕事をしたと思っています。自分でも納得して、仕事をしていました。しかし、何かが物足りない。

それが何かと言うのを考えると、周りに優れた人、お手本にしたい人、と言うのは確実に存在しています。その人達を見ているだけで、ご飯が何杯か食べれますw しかし、それ以上に食欲が萎えるようなシチュエーション(ここではあえて書きません)が多いような気がします。そして、これ以上、自分は会社から得られる(知識的にね)ことはないのではないか、と言う気持ちにもなっています。であれば、30代をただ消化するだけではなく、実りのあるモノにしたいので、より優秀な人に囲まれた職場を目指すべきでは。。。そんな気になっています。