『一人で生きていく』ということ

一生、独身で。。。という話ではない。
何にも寄生しないで生きていく、という生き方。


13,14日の2日間、とある国プロの研究会の合宿に来てる。
ぼくは、研究室のメンバーとして参加しているわけですが、寄生中がいてびっくりしている。


もちろん、人間一人では生きていけないし、何らかの仕事に就かないといけないわけだから、何かに寄生するのはわかるんだけど、寄生したいがために『言わなきゃいけないことすら言わない』という人がいることにビックリした。


合宿なんてほとんど儀式のようなモノであるが、大学の先生方や各企業の優秀なメンツが集まっている中で、

  • 質問に答えない
  • 議論を拒否する
  • 情報を隠す

と言うのは、失礼に値するのではないだろうか。


そのような意思はないのかもしれないが、今のポジションを失いたくないがための無駄なあがきに思える。


ぼくは、そのような生き方をしたくない。昔っから、群れるのは嫌いなわけだが、残念なことに一人で生きていく力がないから群れざるを得ない。
でも、やはり一人で生きていけるように、自助努力だけは続けていきたい。


この研究会で大学時代の恩師に会った。色んな話をさせて頂いたわけだが、印象に残ったのは、
『キミはいつ会社を辞めるんだ?』
『日本のメーカーがおかしいことはわかってるんだろう? わかっていながら会社に寄生している君の考えが理解できん』
『私がサンノゼに会社を作ったら、君は来る気があるのか?』
というようなことを言われた。


はっきり言って、ぼくの能力では、Ph.Dを取ることも難しいし、USに住む、と言うことも考えられない。


でも、みんな最初からマッチョではないのだ。人生2周目な人もいるけど、最初っから2周目なわけではない。
何かにチャレンジして、取り組んだ結果、人生をリードすることができているのだ。


ぼくは、何を恐れているのだろう?
どんな失敗をしたっていいじゃないか。ぼくは芸能人ではないんだから、失敗したところで誰からも責められるわけではない。
そもそも、誰もぼくに興味があるわけではない。


『一歩踏み出してみようか』


ぼくは『正しい』と思えることをやらないと気が済まない性格。はっきり言って、今の状況のままプロジェクトを進めていくことに対して、非常に抵抗感がある。
自分の思った通りのことをするためには、一歩踏み出してみるしかない。


『一歩踏み出してみようか』


大丈夫。失敗したって、死にやしないさ。