サンフランシスコ滞在記1 ~ University of California-Berkeley

ひょんなことから学会で発表することになってしまったため、本日、サンフランシスコにイン。

もっと写真を撮っておけば良かったのだが、なにぶん、時差ぼけで疲れてたので、十分に撮れなかった。

サンフランシスコ空港(SFO)からは、BARTで移動。このBARTは1974年にできた比較的新しい鉄道(なんて言うのか忘れた。大阪市営地下鉄のように、線路の横側から集電するタイプ)。結構速いし、便利なので、ダウンタウンと空港のアクセスに以前使ってことがあるのだけど(一人でタクシーはしんどいもんね)、いかんせん東京の交通システムに慣れてしまっているので、まず20分単位と言うのが、間隔長過ぎ。ま、東京と一緒にすんな、って感じではあるけどね。

その後、ベイエリアのEmbarcaderoまで移動。ホテルでチェックイン後、UCBに留学した先輩に会うため、BerkleyにBARTで移動。
この最中にも変なことが。Oaklandを出てから、発車した電車が突如停止。何があったのかなぁ、と思ったら、(放送が聞き取れなかったけど)どうやら進行方向を間違ったらしい。コンピュータ制御のくせにそんなことあるのかよ。ていうか、待ち合わせしてるんだから、少しぐらい急ぐそぶりを見せてよ〜、と思ってしまった。

そして、Berkleyに到着。

有名な門らしい。

その後、大学の中心にあるSathor Towerに連れて行ってもらい、塔の中から写真を撮りました。

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先輩のかわいいお子さんと。

Bay Bridge辺りを撮りました。

さて、UCB。あのUCBですよ。ぼくら半導体屋さんにとっては発祥の地と言ってもいいくらい、数々の成果を挙げたところ。挙げればキリが無いけど、身近なところでSPICEとかBSIMとか、などなど(時差ぼけで頭が眠ってる)。

そんな有名な大学なので、休日でもかなりの人だかりです。しかも、老若男女。コレが日本の大学と違うところかも。日本の大学は、世代がかなり偏っているので、大学と言いつつ、高校の延長のようになってる。でも、USの大学は、様々な人種が集まって、しかも年代も幅広いので、閉塞感が無い。

その後、先輩の研究室(Electronics & Computer Science)に連れて行ってもらったのだが、ここでもびっくりしたことが。壁一面にホワイトボードがあって、そこでみんな議論を行った様子が見える。もしくは、『おれはこう考えているけど、おまえはどう思う?』と主張しているようにも見える。先輩も言っていたが、人種も様々でバックグラウンドも様々なので、共通語は研究しかないらしい。だから、研究には一切の妥協をせずに、お互いが納得行くまで、議論を戦わせているらしい。この辺は、日本と大きく違うと感じた(もちろん、日本にもそういう研究室はあるだろうが、やはり少数ではないだろうか?)

その後、Embarcaderoに戻って、Bay Areaを少し散策しました。大きな成果は無かったけど、Bay Bridgeがなかなか壮大です。

と言うことで、初日は終わり。明日はいよいよ発表。質疑応答にはかなり不安が残りますが、ま、当たって砕けるだけですね。