たぶんわからないサブスレッショルドリークの説明

@natsutan さんに呼ばれた気がしたので(と言っても、お互い鍵付きなので、twitter貼れない)、サブスレショルドリークについて、少し書いてみようかと思います。 (注) デバイスの勉強は、大学の時にして以来です。しかも、手元に教科書類は一切ないので、定量…

[verilog][wreal] wrealを使ったアナログ風シミュレーション

この記事は、HDL Advent Calendar 2013の5日目の記事です。 こんばんは@mizutomoです。参加者の皆様がデジタルバリバリなので、gkbrですが、ぼくは、デジタルのことはほとんど知らないので、臆せずにアナログ寄りの記事を書いていきたいと思います。 wrealっ…

さよなら蘭子

立川の家から、東大和のマンションに引っ越して以来、ずっと調子の悪かったら蘭子が本日9時頃他界しました。 今から思うと、本当にご主人思いの犬だっというか、手をかけさせない犬だったなぁ、と思います。 最後も苦しんだりせずに、何事もなかったように、…

世界で勝負する仕事術

世界で勝負する仕事術 最先端ITに挑むエンジニアの激走記 (幻冬舎新書)作者: 竹内健出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2012/01/28メディア: 新書購入: 24人 クリック: 555回この商品を含むブログ (47件) を見るBlogやTwitterで情報発信している異色の東大准教…

自分の強みはなんですか?

久しぶりに良書に出会った。最高のリーダー、マネジャーがいつも考えているたったひとつのこと作者: マーカスバッキンガム,Marcus Buckingham,加賀山卓朗出版社/メーカー: 日本経済新聞社発売日: 2006/01メディア: 単行本購入: 34人 クリック: 421回この商品…

2011年&2012年病気自慢

久々のBlogがこんなネタなのもどうかと思うけど、ライフログとして残しておこう。 '11/11/6: いまだに理由がわからないけど、住み慣れた家の階段を踏み外し、左足小指を骨折。 '11/11/16辺り: 息子を持ち上げて腰痛に。 '11/11/25: 仕事から帰宅して、週末恒…

EDSFair2011 Nov.

EDA

先週金曜日Embedded Technologyと共同開催となったEDS Fairに行ってきた。 事前の予想通り、EDSFのエリアは少し淋しいものがあったものの、MentorやSynopsys, Innotechが出展してたので、それなりに華やかではあった。だが、人口密度としては、ETのエリアは…

EDA関連のVideo

EDA

英語の勉強をしないと後がないぞ、と言われました。でも、リスニング目的で興味のないような話を聞いても、すぐに意識が別の方に飛んじゃうんですよねぇ〜。と言うことで、興味が持てるEDA関係のビデオサイトを集めてみました。これで、英語も仕事も一挙両得…

[EDA][20nm] Q&A: A Look at 20nm Design Challenges and Solutions

(この記事は、Q&A: A Look at 20nm Design Challenges and Solutionsの超訳です。)By Richard Goering on September 11, 2011 プロセスノードが20nmになると、電力・性能・集積度に格段の進歩をもたらす一方で、非常に困難な設計の課題が見えている。例えば…

[EDA][SKILL] SKILL for the Skilled: Introduction to Classes -- Part 1

By Jim Newton on August 15, 2011(この記事は、SKILL for the Skilled: Introduction to Classes -- Part 1の超訳です。)これまでの"SKILL for the Skilled"シリーズでは、SKILL++の特徴を見てきた。例えば、局所定義関数、高階関数、レキシカルスコーピン…

SKILL for the Skilled: Sorting With SKILL++

By Jim Newton on May 3, 2011(この記事は、SKILL for the Skilled: Sorting With SKILL++の超訳です)前回までのSKILL for the Skilledコラムでは、SKILL++の関数内ローカルな関数、高階関数、レキシカルスコープの特徴を見てきた。このコラムでは、さらに実…

SystemC Japan 2011に来ています

EDA

http://www.systemcjapan.com/SCJ2011/index.htmlあまり業務とは関係ないのですが、5〜10年先の種を見つけようと思ってやってきました。今のところ午前二つの講演を聞いただけですが、 ESLが流行るまでにずいぶんかかったよなぁ。 そこに到達するまでには、…

SKILL++に移行しましょう

SKILL++と言うと、よく知らない人は、オブジェクト指向SKILLだ〜、とさらによくわからなくなるような事を言うのだが、単にSchemeをベースにしたSKILLと言うだけのことです。オブジェクト指向とかは、タダの付録なわけですね。ちなみにSKILLオリジナルは、Com…

SKILL for the Skilled: Making Programs Clear and Concise

By Jim Newton on November 8, 2010(この記事は、SKILL for the Skilled: Making Programs Clear and Conciseの超訳です。SKILLに興味がある方は、ぜひ。)SKILLは、Cadenceのコアツール(VirtuosoやAllegro)の機能性をアップすることができるプログラミング言…

最近思うこと

徒然ないままに書いていきます。 とある先輩の話 大学の研究室の先輩から、日本支社からUS本社に転籍したよ。と言うメールを頂きました。普通の日本人の感覚では、「あぁ、本社に行っただけか」と言うもののような気がしますが、実際は資本関係があれど、ほ…

CPF Low Power Simulation with Analog and Mixed-Signal Design (CPF-AMS)

By Qingyu Lin on May 23, 2011この記事は、CPF Low Power Simulation with Analog and Mixed-Signal Design (CPF-AMS)の超訳です。我々は、5,6年前からCommon Power Format(CPF)を使った低消費電力シミュレーションについて議論してきた。成熟した設計メソ…

エキスパートPython勉強会#14に行ってきた

久々の勉強会。そして、ネタはTDD.普段テストとかほとんどしていないダメグラマーなので、非常に興味があった。 TDDやってる? そもそもの発端は、テストプログラムの質をどうやって維持している? と言うところから始まった。そして、TDDで使用するテストの…

『ツレうつ』を読みました。

文庫本が出ていたので。ツレがうつになりまして。 (幻冬舎文庫)作者: 細川貂々出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2009/04メディア: 文庫購入: 18人 クリック: 130回この商品を含むブログ (87件) を見るその後のツレがうつになりまして。 (幻冬舎文庫)作者: 細…

Analog/Mixed-Signal Behavioral Modeling – When to Use What

By Richard Goering on February 20, 2011(この記事は、Analog/Mixed-Signal Behavioral Modeling – When to Use Whatの超訳です)ミックスドシグナルの検証は難しい。その一因はモデルにある。設計者はどのようにモデルを選択したらよいだろうか? そして、…

DVCon Paper: Assertion-Based Verification For Mixed-Signal Designs

By Richard Goering on March 10, 2011(この記事は、DVCon Paper: Assertion-Based Verification For Mixed-Signal Designsの超訳です)デジタル設計者と検証エンジニアもアサーションベースの検証手法の有効性については、何度も主張している。なぜ、アナロ…

アナログのトップダウン設計が進まない理由、もしくは、信号を0,1化するメリット

EDA

近頃社内でこのような話をよく聞く。ボクの中では、5年前に結論が出ている問題ではあるのだけど、今一度考察してみようかな。主に二つある。 機能設計に集中できるほどには、デバイスの影響を抽象化できていない。 プログラム化して、抽象度を設けていくより…

SKILL for the Skilled: Continued Introduction to SKILL++

この記事は、 Continued Introduction to SKILL++ の超訳です。By Jim Newton on January 25, 2011前回の記事で、階層をたどって様々な処理を行う単純だがパワフルな関数(walkCvHier)を使って、SKILL++を紹介した。もう一度、そのコードを載せる。 (defun wa…

HSPCIE SIG 2011 in Japan

EDA

昨日は、http://www.synopsys.co.jp/events/seminar/hspice_sig/index.html に行っておりました。 本当は、懇親会等で伝えればよかったと思ったのですが、何となくフラフラっとそのまま外に出てしまって、モヤモヤっとしているところがあるので、ブログに書…

How to Design Analog/Mixed Signal (AMS) at 28nm

この記事は、 "How to Design Analog/Mixed Signal (AMS) at 28nm" の超訳です(^^; ワイヤレス、ネットワークチップ、データセンター用、計算機用、FPGAアプリケーション用のLSIは、低消費電力化、高速化、小面積化を実現するために、積極的に微細化を進めて…

3D-IC TSV Realization: The Race Has Begun!

この記事は、 "3D-IC TSV Realization: The Race Has Begun!" の翻訳です。誤訳がふんだんに含まれていると思いますので、詳細は、オリジナルの英語のブロクを参照してください。今日では3D-ICはバズワードとなりつつある。特に、3D-ICに触れない学会はほと…

SKILL for the Skilled: What is SKILL++? (訳)

本記事は、 "SKILL for the Skilled: What is SKILL++?" の訳です。誤訳がふんだんに含まれていると思いますので、詳細は、オリジナルの英語のブロクを参照してください。 ここから 関数の扱い方という点で、SKILL++は従来のSKILLとは異なっている。この記事…

UVM-MS - Metric-Driven Verification for Analog IP and Mixed-Signal SoCs

本記事は、 "UVM-MS – Metric-Driven Verification for Analog IP and Mixed-Signal SoCs" の訳です。誤訳がふんだんに含まれていると思いますので、詳細は、オリジナルの英語のブロクを参照してください。デジタル回路の機能検証に用いられるメトリックドリ…

DAC Panel: Users Describe Mixed-Signal Verification Challenges, Solutions

EDA

この記事は、Cadence社のブログを訳したものです。 http://www.cadence.com/Community/blogs/ii/archive/2011/06/13/dac-panel-users-describe-mixed-signal-verification-challenges-solutions.aspx (This article is quoted from Cadence's Blog with tran…

本日、レガシーコードに逢いました

ボクのような平凡な人間には一生お目にかかることはないと思っていた人に出会ったんだ。それもとびっきりのね。ことの発端は、2年前にとある会社に外注したコードを機能拡張して欲しい、と言う依頼。久々のSKILL*1の仕事だと思ったら、出るわ出るわ、嫌な臭…

3歳7ヶ月になりました。

土曜日に幼稚園の土曜参観、日曜日にアンパンマンミュージアムに行ったりと、久しぶりに娘と共有する時間が多かったので、備忘録がわりに。 幼稚園 娘が幼稚園に通い始めてから、早2ヶ月。当初は「行きたくない」と言うかと心配してたけど、今のところ積極的…